潜水士の代わりに船舶調査を行う手段として、水中ドローンによる運用が始まっています。水中ドローンを導入することによって、どのような役割が期待されているのかまとめてみました。船舶調査で必要となる水中ドローンの機能についてもお伝えしています。
水中ドローンの活用が広まることによって、潜水士が調査中に事故などにあうリスクが軽減するため、安全性の高い船舶調査を実現。また、水中や海中の環境に左右されにくいため、危険が伴う場所でも調査を行うことができます。
簡易的な船舶調査であれば、わざわざ潜水士を手配しなくても、水中ドローンで調査を実施することが可能。潜水士の免許がない人でも船舶の点検や調査を行うことができるため、効率的に作業が進められます。
また、船舶調査中に水中ドローンを使うことによって、調査を行っている潜水士の様子を映像でチェックすることができるようになります。そのため、作業性の向上はもちろん、潜水士の安全性を確保することにも繋がります。
水中ドローンを使用して、沈没船の調査を行っています。視界の悪い水の中で沈没船の探索をしなければならないため、水中ドローンに搭載されたイメージングソナーという機能を使用し、潜水士による探索では発見することが困難な対象物を見つけ出しています。
その後、位置を確認し沈没船の破損個所を特定。証拠として沈没船の映像を撮影しています。視界が悪い状況の中でも高性能なカメラによって、証拠となる画像をカメラに収めることに成功しています。
大型船や外洋のメンテナンス現場向けに設計された産業用ROV「FIFISH W6 MAX」が発売されました。
最大4.5ノットの潮流に耐えるパワーと、DVL(音響ソナー)による強力な位置保持機能を搭載。潜水士が近づけない稼働中のスクリュー周りや、外洋での船底点検を安全に実現します。
さらに、15kgの積載能力を活かして「高圧洗浄機」や「厚さ測定器」を搭載可能。単なる映像撮影だけでなく、「クリーニング」や「非破壊検査」などの実作業までを1台で完結できるのが最大の特徴です。
引用元:CFD販売公式YouTube
https://www.youtube.com/embed/uE6kJLO5h04?si=CPSJJo16lhGW6hDl
| 耐圧深度 | 350m |
|---|---|
| カメラ | 4Kデュアルカメラ(広角・高感度) |
| 照明 | 12,000ルーメン |
| 姿勢制御 | DVL定点保持(ステーションロック)、衝突回避、AI計測機能 |
QYSEAでは、船体などの垂直面・曲面に沿った自動航行を支援する次世代水中慣性航行システム「U-INS Plus」も発表されています。前方Q-DVLで壁面との距離をリアルタイムに計測しながら距離ロックできるため、船体点検時にも壁面に沿った自動航行が可能です。
| 会社名 | シー・エフ・デー(CFD)販売株式会社 |
|---|---|
| 所在地 |
本社:愛知県名古屋市中区大須3-30-20 赤門通ビル 東京支店:東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内15F 大阪支店:大阪府大阪市淀川区宮原4-1-14 |
| 電話番号 |
本社:052-249-6606 東京支店:03-4213-1144 大阪支店:050-5533-8310 |
| 公式サイト | https://www.cfd.co.jp/ |
船舶調査における水中ドローンの選定ポイントは、何といってもカメラの画質が大事。日中でも光が届かない水深が深いところにある船舶や、水質が悪い場所でもしっかりと映像を撮影できることが重要になります。そのため、船舶調査ではカメラのスペックを優先して機種を選ぶことをおすすめします。
水中ドローンには、さまざまなメーカーや機種があります。使用する目的によって適したものを選ぶ必要があるため、重視したいポイントを絞っておくと機種選びもスムーズに行うことができると思います。
数ある産業用水中ドローンの中から、用途別におすすめの製品を紹介しています。産業用水中ドローンは、海外で作られる製品がほとんどを占めており、メーカーから直接購入するよりも、国内の代理店から購入したほうが独自の保険や日本語でのサポートもあるため安心して長く使用できます。
安心して使用できる産業用水中ドローン(ROV)をお探しの方はぜひ参考にしてください。
インフラ設備点検、測量
配管点検なら
引用元:QYSEA公式サイト https://www.cfd.co.jp/biz/product/detail/fifish-e-master-navi.html
| 耐圧深度 | 200m |
|---|---|
| カメラ | 4K30fps+AI鮮明化+146°超広角レンズ |
| 照明 | 最大10,000ルーメン(5,000lm×2灯) |
| 姿勢制御 | Q-DVLステーションロック(ホバリング安定)、下方ソナー、ARレーザースケーラー、2D/3Dマッピング |
危険箇所での
作業が必要なら
引用元:Blue Robotics公式サイト
https://bluerobotics.com/store/rov/bluerov2/
| 耐圧深度 | 最大300m(アルミ筐体採用時)※アクリル筐体なら最大100m |
|---|---|
| カメラ | 1080p/30fps HD広角低照度カメラ(チルト±90°) |
| 照明 | 2灯または4灯構成で最大6,000ルーメン(調光可能) |
| 姿勢制御 | 6~8基スラスター(T200)+BlueOS搭載Navigatorで制御流れのある環境でも高推力と精密な操縦が可能 |
水難事故の
救助捜査なら

引用元:Delair Marine公式サイト
https://www.delairmarine.com/autonomous-rov-seasam/
| 耐圧深度 | 最大100m |
|---|---|
| カメラ | 1080p/30fpsの低照度対応HDカメラ水中視野:約80° |
| 照明 | 標準:2×1000ルーメン(110°ビーム角) オプション:2×10,000ルーメン(濁水や暗所での捜索向け) |
| 姿勢制御 | 7基のスラスター(6自由度)+ 自律制御アルゴリズム障害物回避、壁サーボ機能、最大約2.4ノット(1.25m/s) |