さまざまな事業で導入され始めている水中ドローンですが、技術の進歩によって無人機でもさまざまな水中作業に活用できるようになりました。そこで、水中ドローンを業務に導入すると、どんなメリットがあるのかを紹介。デメリットや、導入時に確認したい製品選びのポイントについてもお伝えしています。
水中ドローンであれば、潜水士が入れない場所にも潜入可能。これまではリスクが大きく、実行できなかった調査や点検が行えるようになるため、正確性もアップします。
潜水士による作業は危険を伴いますが、水中ドローンは無人機なので安全性の高い作業が行えます。また、水中を移動しながら撮影・確認できるため、従来の水中調査よりも効率よく作業を進めやすく、業務に関わる人員の削減につながる場合があります。
機種や通信環境によっては、水中ドローンの映像を離れた場所で確認しながら、作業状況を共有できる場合があります。現場の映像を関係者が確認しやすくなるため、点検・調査の判断や指示をスムーズに進めやすい点もメリットです。
産業用の水中ドローンは高額なものが多く、保険などにも加入する必要があるため、ある程度の資金が必要になります。しかし、必要なスペックのものを選べばそれほど高額になることはありません。一度に支払う金額は高くなりますが、潜水士などの人件費や調査の度に発生する諸経費などを考えると水中ドローンの方がお得です。
水中ドローンは有線なので、個人差はありますが操作に慣れるまでには時間を要する場合があります。水中ドローンの操作が学べるスクールや、水中ドローンの操縦に長けているオペレーターの派遣を行っているところもあるので、導入を検討している場合は、そういったサービスを利用してみるのもおすすめです。
水中ドローンを業務で導入する場合、機体の性能だけでなく、導入後のサポート体制や相談のしやすさも重要です。国産水中ドローンや国内サポート体制のある製品は、問い合わせや修理、保守の相談を進めやすい点がメリットになります。
国内メーカーや国内サポート窓口のある水中ドローンは、導入前の相談や導入後の問い合わせを日本語で進めやすい点が特徴です。用途に応じた機体選定やオプション相談、運用時のトラブル確認などを行いやすいため、初めて産業用水中ドローンを導入する企業にも検討しやすいでしょう。
水中ドローンは、水中という過酷な環境で使う機器のため、導入後のメンテナンスや修理対応も重要です。国内メーカーや国内サポート体制のある製品であれば、故障時の相談や点検、部品交換などのやり取りを進めやすい場合があります。
港湾、ダム、河川、養殖場、インフラ設備など、日本国内の現場で使う場合は、用途や作業環境に合う機体を選ぶことが大切です。国産水中ドローンや国内メーカーの製品は、国内の点検・調査ニーズに合わせて検討しやすい点もメリットです。
国産水中ドローンを含めて製品を比較したい方は、導入シーン別におすすめの産業用水中ドローンを紹介しているページもご覧ください。
水中ドローンはこれまでの業務を効率的に行ってくれるだけでなく、人命の危険リスクの回避や業務のコストカットなど、たくさんのメリットがあることが分かりました。デメリットもいくつかありますが、機種の選び方や操作方法などをあらかじめ学ぶことなどで回避できます。水中ドローンを導入する際は、用途に合う性能だけでなく、サポート体制や相談のしやすさも確認しておきましょう。
数ある産業用水中ドローンの中から、用途別におすすめの製品を紹介しています。産業用水中ドローンは、海外で作られる製品がほとんどを占めており、メーカーから直接購入するよりも、国内の代理店から購入したほうが独自の保険や日本語でのサポートもあるため安心して長く使用できます。
安心して使用できる産業用水中ドローン(ROV)をお探しの方はぜひ参考にしてください。
インフラ設備点検、測量
配管点検なら
引用元:QYSEA公式サイト https://www.cfd.co.jp/biz/product/detail/fifish-e-master-navi.html
| 耐圧深度 | 200m |
|---|---|
| カメラ | 4K30fps+AI鮮明化+146°超広角レンズ |
| 照明 | 最大10,000ルーメン(5,000lm×2灯) |
| 姿勢制御 | Q-DVLステーションロック(ホバリング安定)、下方ソナー、ARレーザースケーラー、2D/3Dマッピング |
危険箇所での
作業が必要なら
引用元:Blue Robotics公式サイト
https://bluerobotics.com/store/rov/bluerov2/
| 耐圧深度 | 最大300m(アルミ筐体採用時)※アクリル筐体なら最大100m |
|---|---|
| カメラ | 1080p/30fps HD広角低照度カメラ(チルト±90°) |
| 照明 | 2灯または4灯構成で最大6,000ルーメン(調光可能) |
| 姿勢制御 | 6~8基スラスター(T200)+BlueOS搭載Navigatorで制御流れのある環境でも高推力と精密な操縦が可能 |
水難事故の
救助捜査なら

引用元:Delair Marine公式サイト
https://www.delairmarine.com/autonomous-rov-seasam/
| 耐圧深度 | 最大100m |
|---|---|
| カメラ | 1080p/30fpsの低照度対応HDカメラ水中視野:約80° |
| 照明 | 標準:2×1000ルーメン(110°ビーム角) オプション:2×10,000ルーメン(濁水や暗所での捜索向け) |
| 姿勢制御 | 7基のスラスター(6自由度)+ 自律制御アルゴリズム障害物回避、壁サーボ機能、最大約2.4ノット(1.25m/s) |