水中ドローンは、アームグリップなどの付属部品を本体に取り付けることによって、水中で作業を行うことができます。こうした水中ドローンを導入することによって、どのような役割が期待されているのかまとめてみました。また、部品回収で必要となる水中ドローンの機能についても紹介しています。
人間の手のようなアームを取り付けた水中ドローンは、水中の様子を撮影しながら作業が行えます。この水中ドローンによって、今まで潜水士が行ってきた作業を代行することが可能。潜水士が潜り込むことが不可能な場所の部品回収や落下物の撤去なども、水中ドローンの実用化によって実現できるようになると期待が寄せられています。
また、水深が深い水域や視界の悪い状況においても、水中ドローンであれば陸地や船上からリモート操作ができるため、簡単に作業を実行できるところも強み。現場で作業する人の負担が軽減し、潜水士などの専門スタッフに作業を依頼する機会が減少するため、人件費においてもコストダウンを図ることができます。
海中に落としてしまった作業道具の引き上げ作業で、アーム付きの水中ドローンが大活躍!海中や水中に放置されたままの落下物を水中ドローンが回収を行ったことで、人的な被害を回避して作業リスクを低減させています。
パワーのある水中ドローンであれば、海中での作業中も波の影響を感じさせない安定した動作をキープ。水質が悪い状況でも、高性能なライトを搭載していれば対象物をしっかりとキャッチして回収することができます。
部品回収を行う際に特に注目しておきたいのが、強力なクランプ力を持つパーツが水中ドローンのアクセサリとして用意してあるかということ。メーカーによってクランプ力や保持力が異なるため、用途に応じて適切なアームを選ぶ必要があります。
また、部品を回収したり作業を行ったりするためには、対象物の周辺を明るく照らすことも大事。そのため、水中ドローンに搭載している照明の明るさもチェックしておくようにしましょう。
数ある産業用水中ドローンの中から、用途別におすすめの製品を紹介しています。産業用水中ドローンは、海外で作られる製品がほとんどを占めており、メーカーから直接購入するよりも、国内の代理店から購入したほうが独自の保険や日本語でのサポートもあるため安心して長く使用できます。
安心して使用できる産業用水中ドローン(ROV)をお探しの方はぜひ参考にしてください。
インフラ設備点検、測量
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引用元:QYSEA公式サイト https://www.cfd.co.jp/biz/product/detail/fifish-e-master-navi.html
| 耐圧深度 | 200m |
|---|---|
| カメラ | 4K30fps+AI鮮明化+146°超広角レンズ |
| 照明 | 最大10,000ルーメン(5,000lm×2灯) |
| 姿勢制御 | Q-DVLステーションロック(ホバリング安定)、下方ソナー、ARレーザースケーラー、2D/3Dマッピング |
危険箇所での
作業が必要なら
引用元:Blue Robotics公式サイト
https://bluerobotics.com/store/rov/bluerov2/
| 耐圧深度 | 最大300m(アルミ筐体採用時)※アクリル筐体なら最大100m |
|---|---|
| カメラ | 1080p/30fps HD広角低照度カメラ(チルト±90°) |
| 照明 | 2灯または4灯構成で最大6,000ルーメン(調光可能) |
| 姿勢制御 | 6~8基スラスター(T200)+BlueOS搭載Navigatorで制御流れのある環境でも高推力と精密な操縦が可能 |
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引用元:Delair Marine公式サイト
https://www.delairmarine.com/autonomous-rov-seasam/
| 耐圧深度 | 最大100m |
|---|---|
| カメラ | 1080p/30fpsの低照度対応HDカメラ水中視野:約80° |
| 照明 | 標準:2×1000ルーメン(110°ビーム角) オプション:2×10,000ルーメン(濁水や暗所での捜索向け) |
| 姿勢制御 | 7基のスラスター(6自由度)+ 自律制御アルゴリズム障害物回避、壁サーボ機能、最大約2.4ノット(1.25m/s) |