日本の水産業を支えている養殖。養殖場の生育環境を整えるためには、常に魚にとって良好な状態を維持していかなければなりません。水中ドローンを導入することによってどのような役割が期待されているか、実際の導入事例などを紹介しています。
養殖場の中に死んだ魚をそのままの状態で放置していると、他の魚が病気になってしまうため毎日の点検は必須。養殖業は魚の体調管理をはじめ、いけすのメンテナンス、水質管理など、日々多岐に渡る作業があります。
これまで養殖業を営む生産者の作業負担が大きいため、ずっと問題視されてきました。しかし、近年は水中ドローンを有効に活用することによって、人が行っていた作業を減らし生産性を高められるようになりました。
水中ドローンの導入で、悪天候でも水中の様子をチェックでき、大規模な養殖場でも少ない人員で円滑に業務を遂行できます。また、ロボットアームを取り付けることで、監視や点検だけでなく幅広い作業に対応しています。
水中ドローンで、まずは網の付着物や破損箇所がないかを点検したり、網の結び目がほどけていたりしないかをチェック!魚の生息状況を確認して、気になる魚がいれば追跡して観察します。他にも、海底状態の観測を行い、海の汚染状況を調査できます。
導入されていた水中ドローンのスペックは、カメラ性能が高く安定した動作を維持できるモデルを使用。海底でも鮮明な画像を記録し、養殖場の様子をリアルタイムで撮影するのに役立っています。
養殖場で水中ドローンを利用する際に気を付けておきたいのが、潜水可能な深度です。水中ドローンのタイプによって対応している水深が異なるので、養殖場の管理などでの導入を検討している場合は、潜水震度の深さで選びましょう。
あと、カメラの性能もこだわっておきたいところ。4Kであることや画素数なども確認しておくと心配がありません。同じメーカーでも水中ドローンによって搭載しているものが違うので、注意が必要です。
数ある産業用水中ドローンの中から、用途別におすすめの製品を紹介しています。産業用水中ドローンは、海外で作られる製品がほとんどを占めており、メーカーから直接購入するよりも、国内の代理店から購入したほうが独自の保険や日本語でのサポートもあるため安心して長く使用できます。
安心して使用できる産業用水中ドローン(ROV)をお探しの方はぜひ参考にしてください。
インフラ設備点検、測量
配管点検なら
引用元:QYSEA公式サイト https://www.cfd.co.jp/biz/product/detail/fifish-e-master-navi.html
| 耐圧深度 | 200m |
|---|---|
| カメラ | 4K30fps+AI鮮明化+146°超広角レンズ |
| 照明 | 最大10,000ルーメン(5,000lm×2灯) |
| 姿勢制御 | Q-DVLステーションロック(ホバリング安定)、下方ソナー、ARレーザースケーラー、2D/3Dマッピング |
危険箇所での
作業が必要なら
引用元:Blue Robotics公式サイト
https://bluerobotics.com/store/rov/bluerov2/
| 耐圧深度 | 最大300m(アルミ筐体採用時)※アクリル筐体なら最大100m |
|---|---|
| カメラ | 1080p/30fps HD広角低照度カメラ(チルト±90°) |
| 照明 | 2灯または4灯構成で最大6,000ルーメン(調光可能) |
| 姿勢制御 | 6~8基スラスター(T200)+BlueOS搭載Navigatorで制御流れのある環境でも高推力と精密な操縦が可能 |
水難事故の
救助捜査なら

引用元:Delair Marine公式サイト
https://www.delairmarine.com/autonomous-rov-seasam/
| 耐圧深度 | 最大100m |
|---|---|
| カメラ | 1080p/30fpsの低照度対応HDカメラ水中視野:約80° |
| 照明 | 標準:2×1000ルーメン(110°ビーム角) オプション:2×10,000ルーメン(濁水や暗所での捜索向け) |
| 姿勢制御 | 7基のスラスター(6自由度)+ 自律制御アルゴリズム障害物回避、壁サーボ機能、最大約2.4ノット(1.25m/s) |